ねんねの後の起こし方にもコツ
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起こす前に赤ちゃんへ相図を送ろう
赤ちゃんが寝る前後の様子にプラスして、起きる時の様子をよく観察しておくことは、夜中に目が覚めた時の対策を考える時にも役立ちます。お昼寝や夜のねんねが終わった時に赤ちゃんがどういう行動をしているか、ぜひ注意を向けてみてください。
赤ちゃんが目を覚ましそうな時には、もぞもぞする、せのびをする、声を出す、呼吸音が大きくなるなどの兆しが見られます。朝であれば、起きる前にカーテンを開けるか照明をつけましょう。明るい光には体内時計を整える効果がありますし、日の出が早い春~夏だと自然に早く起きてくれる赤ちゃんもいます。合図として「○○ちゃんおはよう、おっきの時間ですよ」などと話しかけたり、楽しい目覚めの音楽をかけたりするのもいいですね。
活動の時間への切り替えが、次の寝入りへのスタート
いわゆる「寝起きが悪い」赤ちゃんの場合や、夜間にねんねのトラブルがあった場合、あるいは早起きをさせた場合は、目が覚めた後にしばらくボーっとしていることがあります。そこでいきなり赤ちゃんを抱きあげるような激しい刺激を与えると、嫌がって起きぐずりをすることも。こんな時ははっきり目が覚めるまでしばらく見守った方が良いかもしれません。
また、起きた後も一人で機嫌よくいられれば良いのですが、赤ちゃんが起きた時にママがいない、寝る前の場所と違うなどの不安で騒ぎ出すことがあります。大泣きする前に「ママはここよ」と声をかけてなだめてあげてください。
赤ちゃんがなかなか起きなければ足の裏などをさするか、体を軽くゆすって起こしてみましょう。顔を濡らしたタオルでふくのも良い刺激になりますよ。その後は部屋を移動して、おむつ替えと着替えの後に授乳…というような日課があれば、活動の時間へと気分を切り替えやすいです。
睡眠のサイクルに合わせたコントロールを
「ぐっすり寝ているからかわいそう」「家事があるからもう少し寝ていてほしい」と赤ちゃんを起こしたくなくても、目安の時間をあまりすぎているなら、後の睡眠時間がずれてしまわないようタイミングを見て起こしてください。お昼寝の場合は、3時間以上も眠っている、あるいは午後4時をすぎても起きないなら、夜に影響するのを防ぐために切り上げた方が良いでしょう。
とはいえ、深い睡眠から無理やり起こされてしまうと、大人でもそうですが目覚めが悪く不機嫌になりがち。時間が短くなっても、ちょうどねんねの1サイクル(45~60分)が終わる頃の、睡眠が浅い時に起こしてあげると比較的スッキリ起きられるようです。