ねんねの時の授乳を工夫しよう また、癖をつけないためにはおっぱいや哺乳瓶を加えたままで赤ちゃんを眠らせないのが望ましいとされています。

ねんねの時の授乳を工夫しよう

  1. author :Westin
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授乳で気にかけたいポイント

赤ちゃんとママが安眠できるかどうかは、ねんねの前後の授乳のしかた次第で変わるかもしれません。今回気にかけたいポイントは2つ。1つは赤ちゃんが夜中に十分眠れるようにすること、もう1つは赤ちゃんが授乳でしか寝つけなくなるのを防ぐことです。

眠りの基本、お腹のすき具合を知ろう

月齢の低い赤ちゃんに夜長く寝てほしいという時は、昼間はもちろん、ねんね前とねんね後の最初の授乳でお腹を満タンにしてもらって、夜中に空腹を感じにくくすることが大切です。例えば生後1~2ヶ月の赤ちゃんで生活リズムが整ってきた場合、夜6~7時にねんね前の授乳、次にねんねの後、夜10~11時に最初の授乳をして、あとは朝までに2回授乳…といった具合に、夜のうちにだいたい3時間おきに授乳をするのが目安とされます。

飲み疲れてしまう前にお腹いっぱいにして

夜6~7時(ねんね前)の授乳は、お風呂の後か、あるいは親子のコミュニケーションの後かもしれませんが、どちらにしても赤ちゃんが飲みたい量を飲みきってから寝かしつけないと、お腹がすいて目を覚ましがちです。授乳途中で眠りこんでしまった時は、くすぐったりおむつを替えたりして半分目覚めた状態にしてみましょう。それで母乳やミルクが足りていなかったら、また飲み続けることが多いようです。

母乳だと、1回に片方のおっぱいをたっぷり飲ませた方が腹持ちは良いという考えもあります。実際に片方ずつあげるか、左右均等にあげるかは、ママと赤ちゃんのコンディションによって判断してください。

授乳でしか寝つけなくなるのを防ぐ

ねんね前の授乳について複数の専門家がすすめているのは、授乳が終わっても赤ちゃんを完全に眠らせないこと。おっぱいや哺乳瓶をくわえたまま眠ることが日課になってしまうと、お腹がすいてなくても授乳なしでは寝られなくなる癖がつきやすいと言われているのです。せめて赤ちゃんがぼんやりしているうちに、口に何も入っていない状態で布団に寝かせ、最後はトントンなどの寝かしつけで眠りに入れるようになればいいですね。

夜10~11時(ねんね後)の授乳は、赤ちゃんを起こしてでも時間を決めた方が良いという意見もありますが、かといって赤ちゃんを無理やり起こすのは熟睡の妨げに…。赤ちゃんの眠りが浅くなって、そろそろお腹がすくかな?という時を見計らいましょう。すっかり目を覚まして大泣きする前に授乳した方がよさそうです。ちょうどママが就寝するタイミングにかぶると理想的です。

夜中の授乳と添い乳についてはこの後の章でも触れていきます。