赤ちゃんは寝てばかり?
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戸惑いの中で最初のねんね
「赤ちゃんのねんね」については、はじめてのママ・パパ向けの育児書でも、オムツや授乳に比べてあまり多くのことが書かれていません。
一般的には「新生児は夜も昼もほとんど眠っています」「最初は一回に3~4時間眠り、やがて夜まとまって眠るようになります」と言われてきました。出産前に周りで目にしてきた赤ちゃんも、眠っているか、静かにしていることが多いイメージがありますよね。
だから赤ちゃんが家に来てはじめて、「うちの子はぜんぜん寝ない!」と戸惑ったママ・パパも大勢いることでしょう。
いまの科学では、赤ちゃんの心を読むことはできませんが、睡眠のメカニズムについては研究が進んでいて、おおまかな眠りのパターンが解明されています。何年か後には、今よりも寝かしつけに困る人が減っているかもしれませんね。
まずは知りたい「赤ちゃんの睡眠」
これから育児をする方も、今寝かしつけで悩んでいる方も、赤ちゃんの睡眠について知ることで、赤ちゃんがどうやって眠るのか、なぜ起きてしまいやすいのかを理解できれば、心にいっそうゆとりを持って赤ちゃんと向き合えるんじゃないでしょうか。
ここではページが限られていますので、赤ちゃんの眠りの特徴の主だったものを紹介します。
生まれて数週間は、昼夜関係なくすごす
生まれたばかりの赤ちゃんは、外の時刻に関係なく、一日に何回も寝る→起きる→おっぱい(ミルク)を飲む、といったリズムを繰り返しています。新生児の合計睡眠時間は約16時間。あくまで目安なので、12時間の子もいれば20時間の子もいますし、4時間以上まとまった眠りの子もいれば、小刻みに寝たり起きたりの子もいます。月齢が上がるにつれて、少しずつ合計睡眠時間は短くなり、夜は長く、昼が短く…と眠り方に違いが出てきます。(1歳で12時間前後)
だんだん短くなるお昼寝
生後6ヶ月以降から、午前1回、午後1回のお昼寝をし、夜は数時間まとめて寝るというのが多くの赤ちゃんのパターンです。さらに大きくなるとお昼寝は午後の1回になり、年齢が上がるにつれてお昼寝もしなくなります。
以上は調査上のお話で、赤ちゃんによって個人差が大きいこともわかってきています。それに一口に睡眠時間といっても、すぐにも起きてしまいそうな段階から、グッスリ熟睡している段階まで含んでいるんです。
もし「この子は睡眠時間が人より少ない」と思ったら、どれくらい眠っているのか実際測ってみては。じつは意外と多いということもありえますよ!