おっぱいで寝かせていいの?
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夜間授乳のメリットとデメリット
「赤ちゃんが成長しても、夜中にしょっちゅう授乳しなければならない」と悩むママ達もいるでしょう。夜間授乳についてはメリットとデメリットの両面が指摘されています。
利点は赤ちゃんの身体面と精神面を満たし、ママとの信頼感をより深められること。さらに昔ながらの添い乳なら、ママが起き上がらなくても横向きで赤ちゃんを抱き寄せながら授乳でき、その後はお互いまたすぐ眠りにつくことができます。
安心のおっぱい
一方、懸念されているのは、赤ちゃんを授乳で寝かしつけ続けた結果、それなしでは寝つけなくなってしまうケースです。生後6ヶ月をすぎて離乳食が進むと、夜間の授乳は減る傾向にありますが、もし月齢が上がっても授乳間隔があかなければ、おっぱいや哺乳瓶が眠るための安心材料になっているのかもしれません。
夜中に赤ちゃんが起きてもやみくもに授乳するよりは、本当に授乳が必要なのか、それともねぼけ泣きや習慣でぐずっているのかを見分けたいところです。授乳して1~2分で飲むのをやめるようであれば、本当に空腹ではないか、またはお乳をうまく吸えていない可能性も。一晩に飲ませる回数を決めるようにしましょう。赤ちゃんが眠りこむ前に、乳首を口から離すのも効果があると言われます。
日中と寝る前の授乳については、「母乳・ミルクのタイミング」「ねんねの時の授乳を工夫しよう」も参考にしてください。
卒乳は無理が無いゆとりを持って
授乳回数を減らすとなると、最初は赤ちゃんの抵抗が強いかもしれません。一週間、時には数週間かかる子もいます。寂しがりの赤ちゃんならぜひいつも以上の愛情をかけてあげてください。断乳・卒乳についての書籍もたくさん出ているので、ママと赤ちゃんに合った方法を探してみましょう。
添い寝の時は、母乳のにおいがしないようにママが重ね着したり、赤ちゃんとママの間でパパが寝たりしても。幼児の場合は「ちょっと待ってね」「おっぱいもねんねよ」などと声かけをしましょう。
卒乳のタイミングはそれぞれ
1歳になったら栄養面ではおっぱいをあげなくてもさしつかえないと言われます。もちろん母乳育児をできるだけ長く続けたいという方針のママもいますよね。その際は問題がなければ変えなくても良いと思われます。
逆に頻度がそれほど多くなくても、ママが睡眠不足で疲れ果てているなら授乳習慣を見直してみては。夜の授乳が必要なうちはストレスも少なからずあるでしょうが、しかたないと辛抱するより、割り切った方がうまく行くことも多いですよ。