眠りをさまたげない環境
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赤ちゃんの立場になって考える
せっかく寝かしつけても、ちょっとした刺激で赤ちゃんが起きてしまっては残念…。赤ちゃんがいっそう快眠できるように、よりよい環境を整えたいものですね。
快眠のための温度
赤ちゃんは大人より体温が高い上、体温調節が苦手なので、大人が快適と思う温度でも暑かったり寒かったり感じることがあります。冷暖房のかけっぱなしで温めすぎや冷えすぎになることも。適していると言われるのは室温19~24度(設定温度ではありません)、湿度50~60%。汗をたくさんかいてないか、足の先が冷たくないかなどを目安に、室温や衣類を調整してください。また、赤ちゃんの寝床は温度差が少なく、風が直接当たらない位置にしましょう。
快眠のための寝具と衣類
赤ちゃんの肌に触れる寝具や衣類は、綿100%にすべきという意見もありますが、他の素材でも今は質のよいものが出ています。敏感肌でなければ神経質にならなくても大丈夫。
枕は必ずしも必要なものではありませんが、使うなら月齢に合ったものを。
布団が冷たい時はあらかじめ、中を温めておくと快適です。でも、電気毛布など温かいものを入れたまま寝るのは、低温やけどと脱水の危険が。ホットカーペットやこたつで寝るのも避けたほうが安全です。
赤ちゃんが寝返りを始めると、コロコロ転がって、布団がはだけてしまいます。そのつどママが戻すのも大変。はだけてもいいようにスリーパーや室温で対策しましょう。
寝室から不快をシャットアウト
ダニ・ホコリなどが増えると、かゆみや咳を招いて安眠の妨げになります。こまめな掃除と、それらを増やさない対策が肝心です。ペットのいるお家は特に衛生面の気配りを。汗をたっぷり吸う赤ちゃんの衣類やシーツもこまめに洗濯し、布団は定期的に干して湿気を取りましょう。
眠っている時の照明
部屋が明るいままでは熟睡できず、睡眠時に必要なホルモンも十分作られません。おやすみの準備ができたら電気を消し、せめて豆電球に。逆に朝は自然に部屋が明るくなるのが理想です。お昼寝の時は暗くなくてもOKですが、照明や直射日光がじかに赤ちゃんに当たらないようにしましょう。
眠っている時の音
静けさの中で眠りたい赤ちゃんもいれば、適度な音がある方が安心する赤ちゃんもいます。どちらにしても急な音の変化には敏感で、特に生まれて間もなくは電子音やドアの開け閉めでもビックリしがち。ボリュームを下げられるものは下げ、大きな音を立てる必要がある時は赤ちゃんの熟睡を確認してからにしましょう。