赤ちゃんが泣きやまない時
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「どうして?」と困り果てた時に
本やサイトに書かれているような育児をしようとしても、赤ちゃんがずっと泣き続けていたら、あやすだけでいっぱいいっぱいになってしまいますね。その子の気質や成長の一過程で泣きやまないことはありえますが、「どうして?」と困り果てる時もあるでしょう。
知っておくことで「もしかしたら」が思える、
知識を味方にすることで自信が持てる
低月齢の赤ちゃんで考えられるのは、まずコリック(黄昏泣き・夕暮れ泣き)の可能性。夕方から夜にかけて決まった時間に、体を丸めこむような姿勢で何十分も大泣きし、なかなか泣きやまない現象です。生後3週間~3ヶ月頃に突然始まって、ある時期には嘘のようにおさまるとのこと。専門家の間では、腸にたまるガスが原因で治療法はないとされてきました。とはいえ、本当は胃腸が原因でないものがコリックとみなされている例も少なくないようです。
授乳やねんねのリズム調整とも重なる頃ですから、物理的な原因と見分けにくい場合は、泣き出したタイミングと泣きやんだきっかけを記録し続けましょう。何らかの気づきがあるかもしれません。
穏やかななだめ方を見つける
低月齢のうちは、ママのお腹の中を再現する抱き方・音などに効果が期待できます。例えば赤ちゃんの背中を丸くしておくるみやスリングで抱っこし、後ろに反り返って泣く時は無理にくるまず軽く揺らしてみましょう。
4ヵ月より後になると、泣きやまないほど泣くことは比較的少なくなると言われます。それでもいわゆる「カンが強い」赤ちゃんには、ごきげんな間のコミュニケーションとリラックスを大切に。お世話や遊びも「これから○○する時間なんだ」と予測がつくと安心しやすいそうです。中には泣くと吐いたり、大暴れしたりする子もいますが、大げさに扱わず静かに対応するのが望ましいようです。
赤ちゃんが泣きやまないとママ達は焦りも加わって激しいあやし方をしがちですが、「泣きやまないのは過剰な刺激ですでに神経が疲れているから」という説もあり、悪循環につながりかねません。なるべく穏やかななだめ方を見つけましょう。
泣きやまないのは愛情不足じゃない
たとえ赤ちゃんの泣きすぎを否定的にとらえる意見に出会っても、落ち込む必要はありません。「泣かせ続けると心の発達に悪影響がある」という考えだって、赤ちゃんに構わずに一人で放置し続けた場合。ママやパパが一生懸命赤ちゃんのことを思っている限り、泣きやまなくても愛情不足というわけではないのですから、無力な親だと自分を責めなくても大丈夫ですよ。どうしても泣きやまなければ、ママ達の胸の中でたっぷり泣かせてもいいんです。