ねんね記録で睡眠リズムがわかる
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記録にする事で見えてくる赤ちゃんのリズム
睡眠時間を中心に、赤ちゃんの1日のすごし方を観察して書きとめることは、多くの育児専門家がすすめています。母乳育児を軌道に乗せるためにも、記録がとても役立ちますし、何より赤ちゃんの成長の姿を忘れずに残すことができます。今日からでもぜひ取りかかってみましょう。
最初は赤ちゃんの行動が気まぐれに見えるかもしれませんが、数日から2週間ほど記録を続けているうちに、きげんのよい時間帯や夜中に目覚める時間帯など、その赤ちゃんなりのパターンがいくらかつかめてくるはずです。また、先の章で挙げたように、赤ちゃんの月齢やタイプに応じた特徴も少しずつ見えてくるでしょう。毎日が難しいなら1日おきというように、無理のない範囲でつけ続けてくださいね。
例えばこんなつけ方はいかが?
今回は、ママの間で広く取り入れられているねんね記録の例を紹介します。
例)
まず、ヨコ長あるいはタテ長の枠に、1日あたり24時間の目盛りが引かれている表を用意して、いつでも手に取れそうな場所に置いておきます。市販のスケジュール帳や育児日記を使うのもお手軽ですね。最近は、スマホなどから日記や育児アプリを使って書き込むママも増えているそう。
表には最低限でも、授乳(離乳食)の時間・布団に入った(寝かしつけを始めた)時間・寝ついた時間・起きた時間・夜泣きをした時間、は記入しておきたいものです。おおまかな時刻を文字や矢印線で書き入れましょう。「母」(=母乳)のように、わかりやすいマークを使うのも、書く手間を短縮できて便利です。
余裕があれば、泣いていた時間・おむつを替えた時間・外出や遊びの時間・赤ちゃん(または母乳のママ)が食べたもの、などを加えると、後で見返した時にいっそう役に立つ記録になりますよ。
ねんね記録をもう少し進化させるなら
さらに細かいねんね記録を作りたい方向けには、寝かしつけの書籍などで、睡眠記録のつけ方やテンプレートを掲載しているものもあります。その中では、赤ちゃんが寝つく前後の様子・寝ついた方法・途中で目覚めた時の様子・お昼寝の様子などを細かく記録できるように欄が分かれています。
少し根気はいるけれど、例えば寝つきの悪い赤ちゃんが実際どんな風に寝ているのかを正確に知りたい時、あるいは新しいスケジュールや寝かしつけ法を試そうとする時には、大きな効果を発揮するのではないでしょうか。詳しくは「シアーズ博士夫妻のベビースリープブック」(イースト・プレス)「赤ちゃんが朝までぐっすり眠る方法」(エクスナレッジ)などを参考にしてください。