上手に布団に移動するテクニック
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失敗するとショックが大きい、布団への移動
周りのママから「うちの子には『背中センサー』がついているの」いう声を聞いたことはないですか?ひんぱんに起こるのが、うまく寝かしつけをして、赤ちゃんが眠りの世界に入ってくれそうだったのが、ママ・パパの腕の中から布団やベビーベッドの上に移した途端に起きて泣き出した!というケースです。なぜこのようなことが起きるのでしょう?そしてどうやって対策すればいいでしょう?
深い眠りのサインを見つける
これは赤ちゃんの眠りが浅いために起きやすいので、赤ちゃんが深い眠りをしている時に布団に降ろすとより確実です。例えば赤ちゃんが熟睡に入る前の兆しは、「舟をこぐようにグイっと頭をそらす」「体をびくっとする」といった動き。眠り始めてから15~30分ほど待って、手足の力が抜けているなど、深い眠りに入った時を見計らって移動しましょう。
ここでも再現したい「ママのお腹」
赤ちゃんを降ろす時に起きてしまいそうだという時は、まず赤ちゃんの姿勢をママのお腹の中に近い丸いカーブに保ってみましょう。降ろす直前までその姿勢で、抱っこの感覚が急に変わらないように、足からゆっくりと布団につけ、頭を支えながら静かに腕を抜きます。クッションを置いたり、バスタオルを敷布団の下に敷いたりして、寝床を頭が高く、お尻が低くなるような状態にするのもいいですね。
赤ちゃんの高感度背中センサーを封じよう
敏感な赤ちゃんは、布団の上の温度がそれまでと違うことで目覚めることもあります。あらかじめ布団を温めておく、おくるみで寝かしつけたまま降ろす、ママ達の体を赤ちゃんに触れさせながら降ろす、というように、温かさやスキンシップを活用しましょう。赤ちゃんを抱っこしたまま、布団に降ろしたら腕を抜くことができる腕枕も販売されています。
大人用の寝床に降ろす時は、ママやパパが赤ちゃんをお腹に乗せたままゆっくりと仰向けになり、ラッコのような状態でしばらく待つ方法もあります。赤ちゃんがうつぶせになるので大人が眠りこまないよう、慎重に行ってくださいね。
寝入りのトレーニングにチャレンジ
さて、やや高度なテクニックですが、専門家からは「赤ちゃんが眠らないうちに布団に降ろす」という方法が提案されています。これは、ママ達が多く手をかけないでも赤ちゃんが自力で眠れることが目的です。あえて、赤ちゃんがまだ眠りかけの状態で、あるいはもうろうとした状態まで起こしてから、トントンや声かけをしながら降ろし、最後は赤ちゃんの力で眠るという方法です。他のアイデアと組み合わせて挑戦してはいかがでしょうか。うまく行けば後々楽になってきますよ。