赤ちゃんに最適なねんね時間
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成長につれ変化する赤ちゃんの眠り
赤ちゃんをねんねさせる時間はいつ、どれくらいがいいのでしょうか?これは成長の度合いでかなり差があります。生まれて間もなくは1日の睡眠が合計16時間前後だったのが、満1歳では14時間前後。夜にまとめて眠る時間がだんだん多くなるのは確かです。
夜の睡眠時間は、赤ちゃんによって違いますが、生後6ヶ月以降で平均11時間くらいです。とはいえ11時間ならいつ寝てもいいというわけではなく、睡眠ホルモン(メラトニン)や成長ホルモンの分泌の点から見ると、夜10時より遅く寝るのは好ましくないそうです。朝も9時以降まで起きないのは、お昼寝や夜の就寝が後にずれてしまう恐れがありますね。いちばん理想的なねんね時間はというと、夜は8時頃に寝て、朝は7時頃に起きるサイクルといわれます。
お昼寝時間の目安
気になるお昼寝時間についても、月齢ごとの目安を挙げます。データによって幅がありますので、あくまで目安と思ってください。
【新生児】
昼夜を問わず1~3時間の睡眠
【1~3ヶ月】
2・3回×1~2時間(合計6~7時間)
【3~6ヶ月】
2・3回×1~2時間 (合計5~6時間)
【6~9ヶ月】
午前0.5~2時間、午後1~2時間半(合計3~4時間)
【9~12ヶ月】
午前0.5~1時間、午後1~2時間半(合計2.5~4時間)
【満1歳】
午前0~1時間、午後1~2時間(合計2~3時間)
お昼寝を始める時間は、朝起きた時間によって違いますが、2回寝の場合、午前のお昼寝は短めに取り、午後のお昼寝の終わりから夜の就寝までは4時間以上あけるのが理にかなっているようです。
ねんねスケジュールを作ろう
さて、皆さんの赤ちゃんのねんね記録と比べるとどうでしょうか?実際のところは寝かしつけに手間取ったり、途中で起きてしまいがちだったり、家の都合で遅寝だったりと、すんなりいかない場合もありますよね。
もし赤ちゃんの個人差も踏まえた上で、皆さんが今のねんね時間をずらしたい、あるいは長さを変えたいと願っているなら、赤ちゃんの自然のリズムに沿っていて、なおかつご家庭の希望にかなうようなねんねスケジュールを立てる必要が出てきます。どうしていいかわからない時は、専門家がすすめるねんね時間にいったん合わせるのもいいでしょう。
近づけられれば守れなくても良しとしよう
ただ、それらに赤ちゃんを厳格にあてはめる必要はないと各専門家も述べていますし、月齢と上の表の睡眠時間が合わなくても焦らないで。昼夜のリズムが乱れても、生後4ヵ月くらいまではおおらかに構えて大丈夫です。