育児に悩んでしまっていたら…
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感謝をしつつ聞き流す、助言は意識しながら受け取ろう
寝かしつけを始め、世の中には子育てをめぐるアドバイスや主張があふれています。「この方法が一番正しい」「この方法は間違っている」と断言する人が多いのも育児の不思議なところですね。ここではそんな助言の受け止め方について触れます。
赤ちゃんのことで行きづまったり、自信をなくしかけたりした時、1人だけで悩んでもなかなか答えは出ませんから、誰かに助言を求めるのはとても良いことです。まず身近なのはお祖母ちゃん世代。あなたのことが心配で、気の許せる関係だからこそ、あれこれ教えてくれるはずです。
だけど行きすぎると「自分の頃はそんなやり方はしなかった」と口をはさんだり、「母親なんだからしっかりしなさい」と耳の痛い発言をしたりする可能性も。時にはパパでさえ、ママに注文をつけてくることがあるかもしれません。気づかいには感謝の意を示しつつ、多少は聞き流してもいいのではないでしょうか。
匿名はメリットもあればデメリットもある
医師・看護師を始めとする専門職、育児書、Webサイトなどからも、知識と経験に基づいたアドバイスを受けることができます。また、子育て支援施設やインターネットを活用して、同じ立場の親同士が集まり、悩みを分かち合う機会を持つことが可能です。ただし匿名のネット掲示板などは、親身なコメントばかりでなく、厳しい意見や配慮を欠いた言葉もありえることに注意してください。
育児の考え方は世代や立場などによって変わるのですから、相談相手と行き違ってもあまりストレスをためず、こんな考えもあるんだという程度にとらえましょう。あちこちからの助言に振り回されて迷う場合は、自分達が一番しっくりくると感じたやり方をしばらく貫くことも大切です。
その時に最善を尽くしたのなら、たとえ後でもっと良い方法に出会っても後悔は不要。もし周りに「こんな風に赤ちゃんを育てたい」と思える相手がいれば、その人が参考にした育児法を聞き出してみましょう。
体と心がしんどいと感じているママへ
ママは出産とお世話で体力を消耗している上、ホルモンバランスが不安定。いわゆるマタニティブルーに寝不足が加われば、深刻な心身の不調にもなりかねません。こんな時、育児の悩みというより、自分自身の困りごとを何でも吐き出せる場があるとより安心です。
まずは保健所など地域の窓口に問い合わせ、必要に応じて内科・心療内科の医師やカウンセリングの受診も考えてみてください。専門家に頼る事で早い段階で悩みを和らげられるケースもあります。